【東京5泊6日】ワーケーションの検証と記録
こんにちは、マヌルネコの手です!
独立開業して2年目に入り、おかげさまで余暇を楽しむ余裕が少し出てきたので、2023年10月下旬から11月頭までワーケーションと(workcation)と呼ばれるライフスタイルを検証すべく東京旅行に行ってきました。
私の仕事はインターネットとPCがあれば成立するため、自宅に留まらずリモートワークで働くことが可能です。
- 誰と働くか
- どう働くか
- どこで働くか
上記3つの切り口から「自分のパフォーマンスが最大限発揮できる働き方はどういったものか?」を模索していくことも、独立開業して仕事を継続していくためには必要なことだと思います。
自宅とお部屋大好きマン&虚弱体質である私が旅先で仕事をしながら、ワーケーションを通じて生活のQOLを向上させることができるのかを検証した備忘録です。
ワーケーション(workcation)とは
昨今のリモートワークで生産性向上!ライフスタイルも向上!キャンペーンの成果(?)もあり、官公庁や民間団体がワーケーションの良さを啓蒙しています。
ワーケーションの本質は「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」
一般社団法人日本ワーケーション協会
Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごすことです。余暇主体と仕事主体の2つのパターンがあります。
官公庁 – 「新たな旅のスタイル」ワーケーション&ブレジャー
会社員だったころを思い出すと、自宅とオフィスの往復だけだと生活がマンネリ化してきますので、オフィス以外の場所で働くことで仕事したいなあと思ったことがあります。
人が動けばお金も動きますので、観光需要を期待する地方や商業施設からもワーケーションの拡大が期待されている感じですね。
ワーケーションのキラキラした側面を切り取った記事は、ネット上に有象無象に転がっているため実際にやってみたリアルに焦点を当てて体験を記録していきます!
滞在スケジュール
10/27(金)~11/1(木)の5泊6日の日程でした。
前半の4泊は都内から電車で約30~40分の場所にある友人宅に滞在し、5泊目の一泊は都内ホステルに宿泊しました。
【初日】10/27(金)「元気あるので動き回れる」
午前中:新幹線移動
正午前:東京着、都内をブラブラして色々観察
夕方:原宿で友人と合流して軽く飲み、仕事の打ち合わせ
夜:恵比寿で前職の友人と会食、仕事の打ち合わせ
12時過ぎ:友人宅到着
1時過ぎ:就寝
2日目 10/28(土)「初日の余波があるが仕事もこなす」
09:00~:起床、朝食、仕事
12:00~:昼食
13:30~15:30:仕事
16:00~17:00:昼寝
18:30~:友人と食事&飲み
01:00~:就寝
3日目 10/29(日)「連日の暴飲暴食でダウン」
10:30~:起床、連日の暴飲暴食で体調悪し
13:00~18:00:都内移動して楽器屋巡り
19:00~:夕飯
23:00~:睡眠
4日目 10/30(月)「商業施設でダラダラを楽しむ」
09:00~:起床
10:00~18:00:外出
19:00~:夕飯&銭湯
24:00~:就寝
5日目:10/31(火)「宿変更のための移動&夜遊び」
09:00~:起床
13:00~:都内移動
15:00~:ホステルチェックイン&仕事
18:00~26:00:ジャムセッション&友人と食事
27:00:就寝
【最終日】6日目:11/1(水)「最終日は移動して終わり!」
08:30~:起床
10:00~:チェックアウト
11:00~:新幹線乗車
13:00~:名駅到着、昼食
15:00~:自宅着
ワーケーションのメリット
リフレッシュ効果あり
東京勤務していた頃に出会った友人との食事や再開、趣味の楽器屋巡りができるのはやはりリフレッシュになりました。
昔から単なるショッピングや観光にあんまり興味がわかない性格なので、前職の友人知人と会って近況の情報交換したりする話をする方が、自分の商売のアイディアの種になるような発見があって楽しいです。
後は行きつけのジャムセッションのお店に行って、人間と演奏する機会を作ったのは非常に満足度が高かったし疲れもぶっ飛びました!
軽めのリモートワークは機能する
5泊滞在で仕事をしたのは賞味半日ぐらいでしたが、ノートPCで仕事をこなすことは可能でした。
ただし、メールの返信やウェブサイトの修正・更新、単純なキーワードリサーチといった軽めの仕事に留めました。
客先提案資料の作成といった重めのタスクも実施する予定だったのですが、ノートPC1台のスクリーンの狭さと、一人になれない環境(友人宅での共同作業や、ホステルのロビー環境)では、集中できずに断念しました。
今回の滞在先においては、集中力とアイディアの練り込みが必要な「何かを考える仕事(クリエイティブワーク)」は不向きな環境でした。
一方、既に構築したインフラ上で実施するルーティン業務については、工数もかからないことと、クリエイティブワークほどの集中力を必要としないためストレスなく実施可能でした。
ワーケーションのデメリット
普段の生活リズムが崩れることによる体力消耗
普段の生活リズムが崩れることによる弊害は千差万別だと思いますが、自分の場合は結構これが体力的にダメージがでかかった。
可能な限り自分のルーティン(朝食のメニューの維持とストレッチ)を維持することを心がけていましたが、連日の暴飲暴食と就寝時間のブレがボディーブローのように体に響きました。
無理にお酒を飲まない、体に合わない食べ物は食べないという体調管理のルーティンを徹底すればこのダメージは軽減できそうです。
時間的&金銭的余裕があるスケジュールを組んで、休息日を設定することができればこの問題は軽減できる感じです。
本格的なリモートワークは環境構築が必須
本格的なリモートワークをするには、下記3つの要素を満たすことが重要だと思います。
- 安定的なネット環境
- 一人になれる静かな環境
- 快適な作業環境(外付けディスプレイ)
友人宅での滞在とホステルロビーでは、上記①は満たすことは実現できましたが②と③は満たせず。
リモートワーク向けのホテルに滞在することが可能なら、①~③を実現することも可能だと思いました。
これは次回のワーケーションの際には、費用をかけて検証する内容ですね。
ワーケーションで持参した荷物
5泊6日のワーケーションで持参した荷物は、PCや日用品を収納したビジネス用リュック、財布やスマホを収納するための肩掛けポーチ、友人宅に事前郵送した着替えの衣類・PCグッズ(ヤマト10サイズ)の3点セットでした。
旅先では移動中に買い物したり、物の出し入れが頻発するためリュックサックはもう少し大きめのものが良かったなと反省。
次回は、ワーケーション用の大きめのリュックを購入することも検討した方が良いですね。
あとは軽量のノートPCを準備しておくほうが良いです。重めのリモートワークを本格的にやるのであれば、高スペックのノートを持参したくなるのですが、セキュリティ的な側面でも外出先にノートPCを持ち歩くとどうしても重量とリュックのスペースを圧迫します。
服装もなるべく軽量かつシンプルで行く方が良い
10月下旬ということだったのでアウターでコートも持参したのですが、東京は朝晩以外は普通に暑かったので逆に荷物も圧迫する結果に。
旅先では移動も増えることから軽めのウインドブレーカー、パンツをメインの服装にしておく方が移動のQOLが向上すると感じました。
バス用品と化粧品をどうするか
普段使いしているシャンプーや基礎化粧品、歯ブラシ、歯磨き粉、ドライヤーなどなど。
こだわりだすと荷物が増えるので頭の悩みどころですが、自分の場合は「less is more」である方が良いと実感したので、次回は現地調達で我慢できるものは我慢するというスタンスで準備しようと思いました。
ワーケーションにかかった経費:合計65,000円
今回の5泊6日のワーケーションでは、移動費と食事、遊興費はケチりませんでした。
名古屋↔東京間の移動は新幹線を、旅先で電車移動がきつくなったときはタクシー移動を利用。
友人知人との食事や遊興費はケチらずお金をかけて楽しみました。
交通費(新幹線代&公共交通機関)と食事代が全体の70%を占める形になりました。
本来であれば、宿泊代がガツンと乗ってきますがが今回は友人宅に4泊+ホステルに1泊だったので、実質ゼロ円で着地しました。
重めのリモートワークをこなす日程を設けるのであれば、都内のシティホテル&ビジネスホテルに滞在することが必要になりますので、1泊につき10,000円のコスト増は見込んでおくべきですね。
ワーケーションを仕事に還元するために
ワーケーションを単なる旅行+軽めのリモートワークという「体験」だけで消化してしまうのはもったいないなと感じました。
「体験」をコンテンツとしてSNSやyoutubeで配信することを通じて、自分の知名度や露出を得る情報資産を構築していくというサイクルが賢いお金と時間の使い方かなと思います。
旅系インスタグラマーや旅系Vlogger/youtuberの人たちは、自身の体験をデジタルコンテンツとして配信してうまくお金を稼いでますね。
個人事業主が事業継続を長く・安定的に行っていくためには、リアル人脈の構築と情報資産の構築の両方をコストと時間をかけてやっていく必要があるなと日々感じています。
SNS上での情報資産構築についても次のアクションプランとして取り組んでいくことも妄想しておこうと思います。
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